8KとAIoTをキーワードとした本作ですが、キーワードというものは、それだけで独立して意味を成すわけではありません。
製品やサービス、それをつくってきた人々、理念やビジョン、技術、情熱……キーワードを成り立たせる要素は複雑にからまっています。
それらを「あれもこれも、全部言いたい」という誘惑に駆られることはあると思います。しかし全てを並べたからと言って、全てが見る人の心に残るとは限りません。
キーワードに込められた要素や想いを、(取捨選択も含めて)どう視覚的・聴覚的に表現するかが大事だと私達は考えます。
この映像では2つのキーワードを「歴史のリボンで編まれた球体」で表現しました。それらが一度ほどけて人々の日常に入り込み、もう一度集まり、ひとつの形を為す。
「過去から連綿と続く歴史を、次のステップへ進める」というイメージを抱かせる機能を、ビジュアルに埋め込みました。